Ford EXPLORER ユーロテールの合法化

問題点

各方面からのアドバイスにより、このままでは簡単に捕まっちゃうということが判明したため、 保安基準に適合するように改造することにしました。

問題点は、

の二点

反射板対策

ブレーキランプ部のレンズカットと中のキャップによって後方からの光を赤に反射します。 いちおうDOT/SAE公認なだけなことはあるようです。 よって反射板の増設はしない予定(ちょっと強気)。 でも反射板買っておこう(やはり弱気)

赤ウィンカー対策

赤レンズ+黄色バルブ=橙、作戦は断念。 カーショップをみてまわったが、ヘッドライト用ハロゲン以外の黄色バルブはない。 同時にオフセンにて黄色バルブで橙化は「無理」とのアドバイスをもらう。 やはり配線変えがベストっぽい。
※実際、黄色バルブを試してみたら赤で発光してしまいました。

2001/5/6 ウィンカー橙化配線替え作業

結局、赤テールの常套手段、配線替え。

以下に方針。

使った材料

PIAA バックアップランプ ¥7,700 Y.H. 4,000円くらいの安いのを探したけど入手できず。 数件まわってやっとみつけたのがこれ。
橙バルブ×2 ¥350 @ ディーラー EXPLORERのテール用バルブはカーショップじゃ手に入らないことが判明。 リンカーン用(?)の橙バルブをディーラーで入手。ワット数不明。

品番不明のようで本当は700円じゃないのかもしれません

防水電源分岐コネクタ 二個入×2 約¥500 @ A.B. ブレーキランプ4灯化のために2個、バックアップランプのアースのために1個を使用
ギボシ端子 手持ち   こんなこともあろうかとストックしてあった徳用ギボシ端子。
ケーブル 手持ち   配線用の電線
ビニールテープ 手持ち   防水用

配線

配線加工図はこちら

  1. バックアップランプを取り付ける
  2. テールランプユニットをはずす
  3. 配線を束ねているチューブ状のモノ(三本)をカッターで切開
  4. 目的の線を切断
  5. ギボシ端子を圧着。荷室側にメス端子、テールランプユニット側にオス端子。
  6. 配線(配線図中の赤線)を作成
  7. 電源分岐端子を圧着
  8. 適切にギボシ端子を結合
  9. 点灯確認(ハザード、ブレーキ、ポジション灯、後退灯)
  10. 厳重にビニールテープ巻き(テールランプユニットの裏は結構水がはいるみたい)
  11. テールランプユニット取り付け(白レンズの位置を橙バルブに変更)
  12. バックアップランプの角度調節

作業時間は約三時間でした

ギボシ端子を抜き差しすれば、純正テールレンズに戻せるようになっています。 実際、作業中に昼飯を食べに出たときも、サクサクっと接続を変えて純正ランプを取り付けて出撃できました。 完成後は防水用のビニールテープを外すのに手間かかりますが、それでも15分もあれば戻せるでしょう。

使用工具


完成

対策前 対策後
ちょっとバルブのオレンジ色が映りますがまあ許容範囲です。ハデなことにはかわりありません。

バンパーにあいている穴を使うとバックアップランプの取り付けがどうしても斜めになってしまいます。 なにかを挟み込んで対策する予定。

こうなってくるとリアフォグもつけたい。


その他考慮事項

27W×4のブレーキランプ

総計108Wになります。 ワット数だけみるとヘッドライトと同等です。 でも赤で高輝度バルブじゃないので後続車に迷惑をかけるほどではなさそうです。 安全性は向上すると思います。

ヒューズは15A(180W相当)がついていて他には分岐していないのでなんとかなるでしょう。

中段はポジション専用にして、上段のみブレーキランプという選択も良いかもしれません。

55Wの増設バックアップランプ

調達したPIAAのバックアップランプ(55W)にはリレーがついていました。 説明図では純正バックアップランプ配線から分岐した線でリレーを駆動し、 バッテリー(+)端子からランプ電源を取る仕様になっています。

今回の改造では27W×2(54W)の純正バックアップランプが外されています。 同じ場所に55Wのランプを一つ直結しても問題ないはずです。 なので、リレーは使わないで直結しました。


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