ユーロテールの防水加工
問題点
雨の中を走行したら、透明レンズ内側に曇りが発生しました。
右側はちょっと曇ったくらいですが、左側は水滴まで見えます。
透明カバーのため内側が曇っているのは結構気になります。
原因
ランプアセンブリの基部と透明カバーの防水・接着が極めていい加減です。
水滴は入り放題、針葉樹の葉も入っちゃうんじゃないかって位の出来です。
まぁ、あっちで売られているものは大抵こんなもんですので驚いちゃいられませんが。
対策
とりあえず純正テールに交換。
(ウィンカー部のバルブを外せば、配線をもどさなくても合法テール)
室内に持ち帰り乾燥、防水加工をすることにしました。
乾燥
結構大変でした。新規購入・装着の方は先に防水対策をしておくことをお勧めします。
バックアップランプ部以外は赤キャップのためにふき取りドライヤーあてができません。
水滴を集めて、バックアップランプ部に流しティッシュでふき取る。
ドライヤーをあてて蒸発させる、などなど。
密閉して後ろからドライヤーをあて、表面を氷で冷やしても結露しないことを確認しました。
その後食品用の乾燥剤を入れて密封、防水処理を開始しました。
防水
セメダイン バスコーク 透明
水槽・ガラス・鏡防水シール
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¥720 |
成城の東宝日曜大工センターで以前購入して家にあったもの
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手持ちの防水系の材料を探したところ、上記のバスコークと液体ゴムの二種類がありました。
液体ゴムだと劣化しちゃいそうです。
バスコークはシリコンゴム系で耐水・耐湯に加え、耐熱・耐寒・耐候・耐薬品性があるとのこと。
自動車外装品でも行けそうです。
バスコークを透明のカバーとメッキの基部の間に流し込みました。
また背面にも二箇所穴があいているのでその部分にも流し込み。
見てもしょうがないかもしれませんが、こんな感じです

銀色の層がメッキの基部、白濁部がコーキング材(未硬化)、その下が透明カバー
結果
乾燥不足か、右にちょっと曇りが… 左は問題なし。
シールは完璧なはずなので、これ以上水がはいることはないと思います。
曇り具合もわずかなので、まぁいいか、といったところでしょう。
そのうち再乾燥させます。
しつこいようですが、
装着前に防水対策をしておくことをお勧めします。
2001/5/11追記
塩化カルシウム系強力乾燥剤(靴用)を購入。
次回ふたを開けるときに入れてみるつもり。
2001/5/17追記
下段バックアップランプ部(ウィンカーに改造)のバルブを外し乾燥剤を入れ一昼夜放置。
その後土砂降りの雨のあとにもクモリは発生しなかった。
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